Column

家・住宅購入コラム

住宅ローンの借り換え|おすすめな相談先・失敗を回避するポイントも解説

住宅ローンを借り換えると、金利などの返済条件が変わります。総返済額が減り、数十万円以上お得になるケースもあるでしょう。しかし、金融機関によって用意しているプランが違うため、どこで相談したら良いかわからず戸惑う人は多いものです。
 
本記事では、住宅ローンの借り換えについて「おすすめの相談先」や「相談前に確認するべきポイント」などを解説します。「借り換えに失敗しないための注意点」もあわせて解説しますので、借り換えを相談する際にぜひお役立てください。
 

住宅ローン借り換え おすすめの相談先

 

 
住宅ローンの借り換えを検討する際、「自分に合っている相談先はどこなのだろう?」「本当に借り換えるべきなのか?」と不安になる人は多いでしょう。ここでは、住宅ローンの借り換えでおすすめな相談先を3つ紹介するので、参考にしてください。
 
それぞれ特徴が異なるため、複数の相談先を利用して、冷静に結論を出すのがおすすめです。各相談先が持つメリットとデメリットを解説していきます。
 

現在借り入れている金融機関

 
現在借り入れている金融機関に相談すると、借り換え以外の方法で返済負担を減らせないか、アドバイスしてくれます。
 
・金利の低いプランへ変更する
・返済期間を延長して月々の返済額を減らす
 
このように借り入れ条件を変えることによって、返済負担が軽減するよう提案してくれるのです。他の金融機関へ借り換えるときは、審査を受けたり、30~100万円ほど諸費用を用意したりしなくてはいけません。その時間とお金を省けるのは、大きなメリットといえるでしょう。
 
デメリットは、借り換えを検討していると伝えた際、強引に引き止められる可能性があることです。金融機関は、できるだけ他社への借り換えを防ぎたいと考えています。そのため、相談者にとっては借り換えたほうがお得な場合でも、強引に引き止めてくるかもしれないのです。
 
もし強引に引き止められたら、その場で無理に結論を出さず、いったん話を切り上げましょう。家族と話し合うなどして冷静になってから、どうするか焦らず判断するのがおすすめです。
 

借り換えを検討している金融機関

 
借り換えを検討している金融機関へ相談に行くと、担当者から具体的なローンプランの説明を受けられます。
 
・借り換えるとどのような保障やサービスが受けられるのか
・借り換えるときの諸費用はいくらかかるのか
・借り換えるときの審査で気をつけることはあるか
 
このような話を詳しく聞けるほか、実際に借り換えた場合のシミュレーションをしてもらえます。ただし、やみくもにたくさん話を聞くのは危険です。迷って判断できない可能性があるので、借り換えメリットの大きそうな金融機関を、3社程度まで絞り込んで相談すると良いでしょう。
 
デメリットは、相談者にとって利益の少ない住宅ローンを勧められる可能性があることです。金融機関は、自社で契約してくれる人を増やしたいと考えています。そのため、相談者にとっては借り換えるメリットが少なかったとしても、自社のローンを強く勧めてくるおそれがあるのです。
 
提案の仕方が強引な場合は、遠慮なく「担当者を変更してほしい」と伝えましょう。親身になってくれる相性の良い担当者を見つけたほうが、借り換え後のサポート面でも安心できます。
 

ファイナンシャルプランナー

 
ファイナンシャルプランナー(FP)は、住宅ローン・保険・投資・貯蓄など、お金の相談に対応する仕事です。ファイナンシャルプランナーに借り換え相談すると、相談者のライフプランに合わせて、最適なアドバイスをしてくれます。住宅ローンだけでなく、総合的なお金の相談をしたい人におすすめです。
 
デメリットには、以下の2点が挙げられます。
 
・所属先によっては、特定の金融商品を勧められる可能性がある
・住宅ローンの知識が浅い人もいる
 
ファイナンシャルプランナーには、独立して活動している人と、会社専属の人がいます。基本的に会社専属の人は、自社が取り扱う金融商品を成約してもらいたいと考えているため、特定の金融商品に誘導される可能性があるのです。
 
また、ファイナンシャルプランナーのなかには、住宅ローンの知識が浅い人もいます。ファイナンシャルプランナーを頼りたいときは、事前にホームページなどを見て、「公平なアドバイスをしてくれるか」「住宅ローンに詳しい人が対応してくれるか」を確認してから相談すると良いでしょう。
 

住宅ローン借り換えの相談には「住まいの無料相談」を利用しよう

 

 
住宅ローンを完済するまでの間に、経済状況が変わり、借り換えを検討する世帯は珍しくありません。条件によっては、借り換えたほうがお得になるケースも多いでしょう。
 
「住まいのLifeコンシェルジュ」では、住宅ローンの借り換えに関する無料相談を承っています。ファイナンシャルプランナーと、宅地建物取引士をどちらも取得した「レジデンシャルアドバイザー」へ、お悩みを気兼ねなく相談できます。
 
・無料で相談できる
・問い合わせはWebからできる
・不動産とお金のプロに相談できる
 
お客さまのライフプランに合わせて、公平な観点からアドバイスをします。住宅ローンに詳しいアドバイザーへ相談できるので、知識が少なくて不安な人にもおすすめです。住宅ローンの借り換えでお悩みの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
 

住宅ローンの借り換え相談の前に押さえるポイント

 

 
住宅ローンの借り換えを相談する前に、押さえておきたいポイントを3つ紹介します。事前に確認しておくと、借り換えの相談先で戸惑うことなく、スムーズに話を進められるでしょう。
 

借り換えする理由を明確にする

 
金融機関などへ相談する前に、借り換える理由を明確にしておきましょう。目的によって「どのような住宅ローンへ借り換えるべきか」が違うからです。
 
金融機関ごとに、住宅ローンのプランは異なります。自分の目的に合わないプランを選んでしまうと、「せっかく時間とお金をかけて借り換えたのに、損をしてしまった」という事態になることも考えられるでしょう。
 
・変動金利から固定金利へ借り換えて、返済額を一定にしたい
・低金利のローンプランへ借り換えて、返済額を減らしたい
・より充実したサービスが受けられる金融機関へ借り換えたい
 
このように、借り換えたい理由を明確にしておきましょう。あらかじめ目的をはっきりさせておけば、適切な借り換え先を選びやすくなります。
 

金利タイプを把握しておく

 
住宅ローンには「変動金利・期間選択型固定金利・全期間固定金利」の3種類があります。借り換え相談をする前に、現在どの金利タイプで返済しているか把握しておきましょう。
 
現在の金利タイプを把握しておくと、どの借り換え先を選んだら良いか考えやすくなります。たとえば、最初に変動金利で住宅ローンを組んだ人が、他社のローンへ借り換えるケースを考えてみましょう。
 
変動金利は、3種類の中でもっとも金利が低く設定されている代わりに、市場の金利変動の影響を受けやすいタイプです。そのため、将来的に市場の金利が上がると予想される場合、固定金利へ借り換えたほうが、後の返済負担を減らせるでしょう。
 
このように、金利タイプを把握しておくことで、適切な借り換え先を選びやすくなります。金融機関から受け取った返済計画表などを、あらかじめ確認しておきましょう。
 

現在の住宅ローンの残高と返済期間を把握しておく

 
金利タイプと同様に、現在の住宅ローン残高と、返済期間も把握しておきましょう。金融機関やファイナンシャルプランナーへ借り換えの相談をする際、ローン残高と返済期間がわかっていれば、スムーズに相談しやすくなります。
 
ローン残高がわかると、無理のない範囲で毎月返済できる金額を考慮しながら、最適なローンプランを選べます。また返済期間がわかると、ローンを借り換えた際、どのくらい期間が変動するか具体的にシミュレーションできるでしょう。
 
現在組んでいる住宅ローンの返済計画表を、相談先へ持参するのもおすすめです。現状をきちんと把握しておくことで、借り換える金融機関や、ローンプランの選択に失敗するリスクを減らせるでしょう。
 

住宅ローンの借り換えに失敗しないためのポイント

 

 
住宅ローンの借り換えには、総返済額を抑えたり、保障などのサポートを手厚くしたりできるメリットがあります。しかし失敗してしまうと、借り換えにかけた費用や時間が、無駄になるかもしれません。
 
ここでは、借り換えに失敗しないためのポイントを4つ紹介します。できる限り失敗を回避できるよう、それぞれ詳しく見ていきましょう。
 

住宅ローン借り換えのシミュレーションを行う

 
住宅ローンの借り換えを検討するときは、必ずシミュレーションを行いましょう。シミュレーションを行うと、現在組んでいる住宅ローンとの差が具体的にわかります。
 
・毎月の返済金額はいくらに変わるのか?
・総支払額はどのくらい変わるのか?
 
などを具体的な数字で確認できるため、本当に借り換えたほうがお得なのか、判断しやすくなります。
 
また、シミュレーションをするときは、保証料や事務手数料などの諸費用を含めて行うことが大切です。ホームページに簡単なシミュレーターを用意している金融機関もあります。必要事項を入力し、諸費用を含めてシミュレーションしてみましょう。
 
金融機関の窓口でも、借り換え相談の際に、無料でシミュレーションしてくれるケースがほとんどです。賢く利用し、借り換えするかどうかの判断材料にしましょう。
 

諸費用を含めてお得になるか判断

 
住宅ローンは、金利差だけで借り換えるか判断してはいけません。「住宅ローンの元本・金利・諸費用」をすべて含めて、トータルでお得になるか確認してから借り換えましょう。
 
諸費用とは、住宅ローンを借り換える際に必ずかかる費用です。内容は「保証料・印紙税・事務手数料・登記費用」などで、借り換える金融機関によっては、30~100万円ほどの高額な諸費用が必要となります。
 
現在の住宅ローンよりも金利が低いからといって、諸費用を確認しないまま借り換えると、トータルコストで比べたときに損をする可能性があります。
 
・諸費用が高額すぎて、予定外に貯金が減った
・月々の返済負担は減ったが、諸費用を含めた総額は高くなった
 
このような失敗を防ぐため、借り換えるときは諸費用を含めてお得になるか、必ず確認しておきましょう。
 

金利上昇のリスクに注意する

 
借り換えの際は、金利上昇リスクにも注意しましょう。
 
・変動金利=もっとも低金利。市場の金利変動に影響を受けやすい
・期間選択型固定金利=やや低金利。期間終了前に金利上昇リスクへ備える必要がある
・全期間固定金利=もっとも高金利。金利が上昇するリスクはない
 
これらの特徴から、変動金利の住宅ローンへ借り換える場合は、特に注意が必要だとわかります。
 
市場が低金利のままであれば、変動金利へ借り換えたほうが、お得になる可能性は高いでしょう。しかし今後、市場の金利が上昇すると、変動金利へ借り換えたために利息が増えてしまうかもしれません。借り換えの際は、金利上昇リスクと総支払金額の差を天秤にかけたうえで、どちらがお得か慎重に判断しましょう。
 
金融機関のスタッフや、ファイナンシャルプランナーなど、プロの意見を参考にしながら、いろいろなパターンでシミュレーションするのがおすすめです。住宅ローンを返済しつつ、貯金や投資もできるような返済計画を立てれば、万が一借り換えたあとに金利が上昇しても対応できるでしょう。
 

複数の金融機関に相談する

 
借り換え先を決めるときは、複数の金融機関に相談しましょう。金融機関によって、諸費用の金額や金利などの条件が違うからです。
 
借り換える際のトータルコストが変わるので、それぞれの窓口でシミュレーションをしてもらいましょう。諸費用を含めたトータルコストの差を数字で確認できれば、自分にとって最適な住宅ローンがわかりやすくなります。
 
また、最初から1社に絞って相談すると、他社との比較ができないまま、メリットの少ない住宅ローンを契約してしまう危険性があります。
 
借り換え先候補は3社ほどに絞り込み、それぞれの金融機関へ借り換える場合のシミュレーションを行いましょう。複数社を比較して、もっともメリットのある住宅ローンに契約すれば、借り換えによる損失を防げます。
 

住宅ローン借り換えのシミュレーションの方法

 

 
代表的な借り換えのシミュレーション方法は、以下の2つです。
 
・自分で必要事項を入力し、ネットでシミュレーションする
・金融機関などの相談窓口へ行って、担当者にシミュレーションしてもらう
 
多くの金融機関は、ネット上に無料で使えるシミュレーターを用意しています。「どの金融機関に借り換えるか目星をつけたい」という場合に便利です。現在のローン残高・金利・返済期間など、必要な情報を入力するだけで、いつでも簡単にシミュレーションできます。
 
「自分でシミュレーションすると入力間違いが心配」「ある程度は借り換え先の候補を絞り込んでいる」という場合は、実際に相談窓口へ行って、担当者にシミュレーションしてもらうと良いでしょう。その場で具体的な返済相談ができるほか、専門家に対応してもらえる安心感もあります。
 
いずれにしてもシミュレーションをするときは、現在組んでいる住宅ローンの情報が必要です。返済計画表や収入のわかる資料などを、事前に準備しておきましょう。
 

住宅ローン借り換え相談 まとめ

 
相談
 
住宅ローンを借り換えたいときは、「現在借り入れている金融機関・借り換えを検討している金融機関・ファイナンシャルプランナー」のいずれかに相談するのがおすすめです。
 
相談前に、現在組んでいる住宅ローンの金利タイプやローン残高、返済期間などを確認し、借り換えたい理由を明確にしておきましょう。現状をきちんと把握したうえで、目的に合わせたローンプランを選ぶことが大切です。
 
住宅ローンを比較するときは、諸費用を含めたトータルコストで考えるようにしましょう。諸費用・金利・返済期間などを総合的に比較し、借り換えたほうがお得なのか慎重に判断すれば、大きな失敗を避けられます。

日向 弘薫

所属会社:
株式会社 末広不動産
所属会社のWEBSITE:
https://www.suehiro-re.co.jp/
保有資格:
AFP(日本FP協会認定)、モーゲージプランナー 宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、 NPO法人相続アドバイザー協議会会員

営業電は0!住宅購入のプロに相談しよう

×

ページの一番上へ