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家・住宅購入コラム

8月の首都圏マンション市場

不動産経済研究所の調査によると、8月に首都圏で供給されたマンションは1669戸で前年同期比8.2%減でした。前年同期に大型物件の供給があった東京都区部(589戸、前年同期比51.0%減)は反動減となったものの、それ以外の都下(168戸、同32.0%増)、神奈川県(530戸、同41.7%増)、埼玉県(176戸、同179.4%増)、千葉県(206戸、同296.2%増)の各エリアは増加し、郊外の伸びが目立ちました。緊急事態宣言解除後から客足が戻り始めたことを受け、多くのモデルルームが例年とは異なり、今年はお盆期間中も営業活動を続けていたためと見られます。

平均契約率は68.5%(同6.9ポイント減、前月比6.1ポイント増)でした。
1戸当たりの平均価格は6011万円(前年同期比6.2%減)で5ヶ月ぶりの下落、1平米当たりの平均単価は93.3万円(同4.2%増)で8ヶ月連続の増加となりました。

 

近畿圏で8月に供給されたマンションは1617戸(前年同期比20.6%増)で、5ヶ月ぶりに前年同期比を上回りました。コンパクトタイプの供給が増え、全体を押し上げました。

平均契約率は78.2%(同6.7ポイント減、前月比10.8ポイント増)でした。
1戸当たりの平均価格は3492万円(同14.3%増)で6ヶ月連続の増加でした。1平米当たりの平均単価は69.4万円(同6.0%増)で2ヶ月連続の増加となりました。

橋本 敏明

所属会社:
株式会社 大成
所属会社のWEBSITE:
http://zen0801key.wix.com/taisei
保有資格:
ファイナンシャルプランニング技能士 宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー 生損保販売員資格

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