建築物リフォーム・リニューアル調査報告
国土交通省は12月11日、23年度第2四半期(7~9月)受注分の「建築物リフォーム・リニューアル調査報告」を公表しました。調査対象は建設業許可業者5000者です。
同報告によると、受注高の合計は3兆6336億円(前年同期比22.9%増)で、前年同期比として3期連続の増加です。このうち住宅関連の工事は1兆1273億円(同10.8%増)で、こちらも3期連続の前年同期比増であり、第2四半期同士の比較でも3年連続で増加しています。また、非住宅建築物関連の工事は2兆5063億円(同29.3%増)と、2期連続の増加で、第2四半期同士の比較では前年のマイナスからプラスに転じました。
住宅分野における工事の種類を見ると、最も受注高が多い「改装・改修工事」は同6.8%増の8734億円。続いて「維持・修理工事」が1916億円(同22.4%増)、「一部改築工事」が496億円(同98.4%増)、「増築工事」が129億円(同30.5%増)となっており、大幅に伸長した「一部改築工事」をはじめ、それぞれ大幅に増加しました。
非住宅建築物分野については、大半を占める「改装・改修工事、維持・修理工事」が2兆3434億円(同31.9%増)で、「一部改築工事」も526億円(同74.8%増)といずれも二桁の伸長。他方、「増築工事」は1103億円(同16.8%減)で減少となっています。
同日に公表された、10月分の「建設工事受注動態統計調査報告」によると、受注高は8兆5350億円(前年同月比12.6%減)で、7ヶ月連続の減少となりました。元請受注高、下請受注高共に減少しました。
民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上)に絞ると、工事額は1兆650億円で同9.2%増加しました。発注者別では不動産業が最も多く、4093億円(同37.3%増)と3ヶ月連続で増加しています。工事種類別では、「住宅」の受注工事額が3627億円で最も多いです。
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皆の笑顔に我が笑顔あり
徳本 友一郎
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- 初めての不動産購入で失敗しない17のチェックポイント
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