Column

家・住宅購入コラム

10月の新設住宅着工戸数とマンション着工戸数

国土交通省は11月30日、10月の建築着工統計調査報告を発表しました。新設住宅着工戸数は前年同月比6.3%減の7万1769戸で5ヶ月連続の減少となりました。新設住宅着工床面積は545万1000平米(同9.6%減)で9ヶ月連続の減少でした。着工戸数の季節調整済年率換算値については、80万8000戸(前月比1.0%増)と前月の減少から再び増加に転じています。
利用関係別では持ち家、貸家、分譲住宅のいずれも前年同月と比べて減少しました。ただし、分譲住宅のうちマンションのみ増加に転じました。
持ち家は1万8078戸(前年同月比17.2%減)で、23ヶ月連続の減少でした。2ヶ月連続の二桁減であり、23年内では最も大きな減少幅でした。
貸家は3万1671戸(同1.0%減)で、3ヶ月連続の減少となりました。このうち、民間資金による貸家は同2.1%増の2万9607戸で3ヶ月ぶりに増加したものの、公的資金による貸家の減少幅が大きく、貸家全体では減少が続きました。
分譲住宅は2万1582戸(同1.2%減)で5ヶ月連続減でした。このうちマンションは1万174戸(同9.4%増)で、4ヶ月ぶりに増加に転じました。他方、戸建ては1万1368戸(同8.8%減)と12ヶ月連続で減少し、分譲住宅全体では微減にとどまりました。
地域別で見ると、持ち家と分譲戸建ては首都圏・中部圏・近畿圏・その他地域のすべてで減少しました。これに対し分譲マンションは、その他地域が同23.2%増と大幅に増えたほか、三大都市圏はいずれも増加しました。貸家は中部圏とその他地域で増加し、首都圏と近畿圏で減少となりました。

三大都市圏における10月の分譲マンション着工戸数は8381戸(前年同月比6.9%増)で、5ヶ月ぶりに増加へと転じました。各圏域とも前年と比べて増加しており、特に首都圏が5ヶ月ぶりの増加となったことが主因です。内訳を見ると、首都圏は5063戸(同9.3%増)で、4ヶ月続いた二桁減からの反転増。東京都では同42.7%減の1926戸と落ち込んだものの、神奈川県が1576戸(同358.1%増)、埼玉県が902戸(同229.2%増)と飛躍的に増加し、首都圏合計を押し上げました。また、千葉県も659戸(同0.5%増)で微増しています。
中部圏は愛知県が612戸(同22.7%減)で5ヶ月ぶりに減少しました。他方、前年はゼロ戸だった岐阜県、静岡県で書く100戸程度の着工があり、中部圏合計では6ヶ月連続増となりました。近畿圏は2ヶ月連続増の2496戸(同3.2%増)。大阪府が1423戸(同11.6%増)と、二桁増でけん引しました。

徳本 友一郎

所属会社:
株式会社スタイルシステム
所属会社のWEBSITE:
http://www.style-system.net
保有資格:
CFP(日本FP協会認定)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、 宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー
著書:
初めての不動産購入で失敗しない17のチェックポイント

おすすめ記事

営業電は0!住宅購入のプロに相談しよう

×

ページの一番上へ